保育方針

保育の原点

自分を愛するようにあなたの隣人(となりびと)を愛せよ
(聖書、マタイによる福音書19章19節)

保育目標

自立性 自ら判断し 自分のことは自分でできる子ども
連帯性 友達と仲良くし 生命を大切にする子ども
創造性 自分で考え 新しいものを創る子ども

保育の形態

健 康 広い運動場に各種屋外遊具(大型複合遊具、各種固定遊具、ポータブルプール、サッカーゴールなど)
大型室内遊具(ボルダリング、エアドーム、サイバーホイールなど)
専任講師による運動遊び、パパイヤ式キッズダンス。
年1回の健康診断・視力検査・聴力検査、毎月の身体測定を行っています。
人間関係 混合保育では、全園児が年齢を超えて園庭での好きな遊びを自由に展開します。
インクルーシブ教育(障がいのある幼児も共に育ちあう保育の実践をめざします)
国際交流(アジア学院の留学生との交流会)
地域との交流(花の日や収穫感謝礼拝の日に公共機関や高齢者の施設等を訪問します。 )
環 境 緑豊かな園地(豊かな植栽。様々な種類の果実のなる木。落ち葉や木の実を使った遊び)
動物飼育(ひつじ、ウサギとのふれあい。金魚やめだかの飼育。)
自然観察園・野菜観察園(種まきから収穫まで。成長の観察や収穫の体験保育 )
芝生の庭(中庭には芝生を整備。夏の照り返しを抑え裸足で遊べます。)
表 現 制作活動(陶芸、印象画、観察画。木工制作では釘うちやのこぎりを使う体験)
造形展(共同制作を通して協力する楽しさを経験、廃材を利用した制作活動)
楽器遊び、リズム遊び 、クリスマス会でカンタータ(降誕劇)を上演
専任講師による英語遊び。
言 葉 自分の意思を自分の言葉で表現する体験
舞台に立つ体験(おじいさんおばあさんありがとうの会、クリスマス祝会、お別れ発表会など。)
絵本の読み聞かせ、紙しばい、演劇鑑賞等を通しイメージを広げ想像力を豊かにする体験。
専任講師によるプログラミング遊び

園の特色

キリスト教主義

自分を愛するように他の人を愛せる人間を育成する。
週に1度の礼拝では賛美歌を歌い西那須野教会の牧師のお話を聞きます。
花の日礼拝、幼児祝福礼拝、クリスマス礼拝などの宗教行事があります。
年長になると、西那須野教会の礼拝堂にいきます。

自然観察

自分たちで栽培し、収穫を喜ぶ体験を大切にします。
ひつじやウサギなどの動物を飼育しています。えさ当番のときは家庭にご協力いただいてくず野菜などを持って規定いただきます。
園地の多彩な植栽の恵みで、落ち葉や木の実を使った遊びをします。果樹が多く実った年は収穫を楽しみます。

交流

アジア学院の留学生を招いての交流会では、みんな一緒に園庭で遊びます。すべてのクラスで、レクリエーションをしたり一緒に給食を頂いたりします。
交流のある施設
西那須野教会(礼拝や造形展など)、社会福祉法人エルム会(お菓子の販売や募金贈呈)、五軒町福祉部(クリスマス会)、更生保護女性会(給食)、らくりん座(劇の上演)、黒羽刑務所(クリスマス劇の上演)、老人保健施設との交流をもっております。

体験を豊かに

外部講師を招いての体験

運動あそび
 年中組と年長組の子どもたちが参加します。
週1回、とちぎYMCAの専任講師を招き、マット運動や鉄棒、とびばこなどを使用し体を動かします。楽しみながら体力や自信を培います。「できた!」という成功体験は子どもたちの成長を大いに育みます。

プラグラミング遊び
 年長組の子どもたちが参加します。一人一台のipadを用意しました。
使用するソフトウェアは、viscuit(幼児向けビジュアルプログラミングソフト)です。
自分の指で描いた絵が指示どおりに動くのは楽しいものです。プログラミング遊びでは楽しく遊びながら、プログラミング的思考を育てます。


英語あそび
年長組の子どもたちが参加します。YMCA英語教室より講師を招き、楽しく英語であそびます。
幼少期に他の言語に触れるのと同時に、異なる文化や習慣の背景を持つ人たちと出会うことを大切にし、グローバルな視点を養います

キッズダンス
年長組の子どもたちが参加します。パパイヤ式キッズダンスアカデミーのベースとなるのは「カズフミくん」というメソッド。1から4の数字が書かれた「カズフミくんマット」を順に踏んでいくだけで、誰もが簡単に踊れるようになります。

本物の芸術に触れる

観劇
当園では毎年、プロの劇団「らくりん座」をお招きし、観劇を行っています。
この観劇は、PTAから子どもたちへのクリスマスプレゼントです。造形展での手作り品・廃油石鹸の販売やバザーの売り上げを観劇代にあてています。ボランティアの保護者の方々の無償の働きに感謝いたします。

 見慣れた幼稚園のホールに登場した大きな舞台セットに驚いたり、物語に入り込んだり…、子どもたちはそれぞれ違った反応を見せます。小さな子には、内容を全て理解することは出来ないかもしれません。それでも、生の舞台鑑賞をすることは、子どもたちの感性を豊かに育ててくれることと思います。

コンサート
~福本治夫メモリアルコンサート~
 このコンサートは、前園長 故・福本治夫を偲んで 2001年に開催しました。以来、回数を重ね、2019年には第15回目を数えました。

 子どもたちに本物の音楽に触れてもらうことを目的に、毎年初夏の頃、いろいろなジャンルの音楽家を招いて、幼稚園でコンサートを開催しています。
○第1部は、在園児のための子ども向けコンサート。
○第2部は、保護者や地域の方を対象に落ち着いた大人向けコンサート。

 誰にもおなじみの楽しい曲が演奏された時は、楽器の音に負けない位元気に歌う子どもたち。でも、知らない曲や難しい曲も演奏されます。そんな時、子どもたちは何とか理解しようと懸命に耳を傾けています。
子どもの頃に本物の音楽に触れる経験が、これからの成長の糧となれば幸いです。

園の行事

年間行事

4月 ◇入園を祝う会 ◇保育参観・PTA総会
5月◇母の日礼拝 ◇ピクニック
6月◇保護者参観日 ◇アジア学院交流会
7月◇サマーキャンプ ◇水あそび
8月◇夏休み
9月◇おじいさんおばあさんありがとうの会 ◇コンサート
10月◇運動会 ◇おいも掘り
11月◇造形展 ◇幼児祝福式 ◇収穫感謝祭
12月◇クリスマス祝会 ◇おもちつき
1月◇演劇鑑賞
2月◇お別れ発表会
3月◇卒園式 ◇修了式
毎月◇誕生日会 ◇身体測定

インクルーシブ教育

共に育ちあうインクルーシブ教育の実践

障がいのある幼児も一緒に毎日過ごしています。『人は皆、神の前では平等である』というキリスト教主義教育の理念のもとに、創立以来いろいろな障がいのあるお子さんを、関係機関の協力を頂き受け入れ、共に育ち合う教育環境を保障しようと努力しています。

児童発達支援センター「シャローム」

2016年9月
児童発達支援事業所を開設
2017年4月
児童発達支援センターシャロームを開設
・児童発達支援 つぼみ・めぐみ
・放課後棟デイサービス ステップ
・保育所等訪問支援
・指定障がい児相談支援 しらゆり相談所

さらなる支援の充実のために、学校法人立として初の事例となる「児童発達支援センター」を開設いたしました。福祉と教育の両面から、お子さんの困りをサポートして参ります。

詳細はシャロームのホームページをご覧下さい。