安全管理

安全教育

避難訓練について

火災や地震などの災害はいつ起きるかわかりません。普段から災害が起きた時のことを想定して対策しておくことで被害を最小限に抑えることができます。

地震を想定した避難訓練のようす 消防車の放水を見学

交通安全について

交通事故にあわないために!
栃木県警察の交通安全教育車「マロニエ号」が来園し交通安全を学びます

横断歩道の安全な渡りかた 外に出て練習します 交通安全指導

誘拐防止について

子どもを誘拐事件の被害から守るために!
安全幼児対象誘拐防止巡回指導車「まもる号」が来園し、防犯について学びます。危機的な状況を回避する力を幼児期から培うために

職員の意識について

・普通救命講習Ⅰ(成人への救命処置・応急手当)、Ⅲ(小児・乳児・新生児への救命処置・応急手当)を受講
・消火器の使用訓練
・避難訓練の都度、反省と改善点を検討し次回に活かすようにしています。

 
消火器訓練 救命講習受講実技 救命講習受講

防犯対策

セキュリティシステムについて

防犯警備を導入しています。

セキュリティカメラを園の敷地内各所に複数台設置してあります。24時間体制で監視・記録をしています。
(一緒に写っているのは園で生まれたツバメさん。)

非常通報システムについて

110番警察用逆信電話機、火災通報装置・火災通報専用電話機

ネットランチャー、防犯ブザー、防犯スプレー、その他の設備・備品を各種を備えています。

防犯訓練について

防犯訓練を行いました さすまたの使用法を練習しました

災害への備え

災害用備蓄

・アルファ米と長期保存水 ・お湯・水を注ぐだけで食べられるアルファ米のごはんを全園児分。
・ペットボトルの保存水を全園児分。
・給食室の逆浸透膜浄水器用タンクに100Lの水の備蓄。
・手回し充電式非常用ラジオ、懐中電灯、乾電池、発電機の備蓄。

防災備蓄倉庫 備蓄倉庫内 アルファ米と長期保存水

非常用発電機

災害発生時に、園児・職員・地域の方のため。また、避難場所として園の施設設備を活用するため、給食室に非常用発電機を整備しました。プロパンガスによる電源のため、常に備えがあり、停電時でも電源として使用出来ます。

AED(自動体外式除細動器)

2007年度卒園事業としてPTAよりご寄付いただきました。

電極パッドの耐用年数は2年8か月、バッテリーの待機寿命は約4年、本体耐用期間は5~6年です。 幼稚園の費用で定期交換を行い、常に使用できる状態を維持しています。

一斉メールシステム

当園では、緊急時の迅速な連絡の為に、一斉メールシステムを採用しています。
震災の時、電話や携帯がつながりにくい中で、一斉メールは有効な連絡手段でした。いつ来るかわからない次の災害に備え、子どもたちの安全のためにも、在園の方にはメール登録にご協力をお願いいたします。

<未就園児向け配信>

園の行事やイベントのお知らせ、地域の不審者情報などを不定期に配信しています。
対象は、入園説明会で希望した方です。配信は年度末までとします。

<在園児向け配信情報>

園の行事やイベントの中止や順延のお知らせ、休園や自由登園日の連絡、スクールバスの遅れの連絡、不審者情報、その他の緊急連絡などを配信します。※入園時にマニュアルを配布し、各自で登録をお願いしております。

<卒園児向け配信情報>

卒園後も行事等の連絡のため引き続き登録をお願いしています。
卒園アルバム完成のお知らせ、1年生には運動会の綱引きの案内、3年生にはリユニオンデイキャンプの案内など。
行事やイベントのお知らせ、不審者情報は希望した方に配信します。
卒園児で、メール配信希望の方は、園までメールでご連絡下さい。 kinder@nishinasuno.ed.jp(幼稚園代表)

<登録の削除について>

3年生の学年末に、メール配信継続の希望をお伺いします。継続を希望した方以外は登録を削除いたします。
メール登録の削除は登録者側からいつでも可能です。
また、幼稚園までメールで御連絡下さればこちらで削除することも出来ます。

施設・設備の耐震について

園舎について

2009年(平成21年)竣工の新園舎は、鉄骨造りの防火建築です。
建物中心の太い鉄骨が、星形の建物全体を支える設計で地震に強い構造でした。東日本大震災の時の震度6弱の揺れにも、ほとんど被害はありませんでした。(構造に関係の無い壁紙の裂けや入隅のひび割れはありました。)
特別教室棟として使用しているD棟は鉄筋コンクリート造り、1976年(昭和51年)竣工です。2008年に耐震診断を受けたところ、鉄筋の量・強度とも問題無く、耐震補強は不要という診断結果でした。

保育室内について

<非構造部材の耐震>作り付けの壁収納で、高い位置にあるの扉には耐震ラッチが付いています。窓はすべて強化ガラスを使用しています。照明器具は天井埋め込み式で飛散防止蛍光灯を使用しています。すべての部屋に2通り以上の避難ルートを設定しています。

備品について

<家具等の転倒・落下防止>全てのピアノに転倒防止の耐震インシュレーターを設置しました。高い位置にある壁収納にはすべて耐震ラッチつきの扉がついています。また、おもちゃなどの大きく重い収納カゴは床置にしています。

放射能対策

給食について

放射性物質の測定

2012年2月より毎日、給食1食分(全メニュー)をミキサーにかけ、アジア学院ベクレルセンターに持ち込んで検査しています。アジア学院の努力により、1検体1500円と検査費用が低額ですので、毎食ごとの測定が可能になりました。
使用測定器は、ベルトールド社製LB2045、高精度NaIシンチレーション検出器を搭載した最新型のガンマ線スペクトルメータです。
※公的な判定機関ではないため、検出値は参考値となります。
※検出限界値は0.01ですので、当園の測定結果は0.01から表示されます。
※自然界には元々放射線が存在しており測定結果にも表れます。0.00という結果は誤差によるものと考えられます。
※1kgあたりの数値です。子ども1食分は300~500gですので、下記数値の1/3~1/2を1食で摂取していることになります。

表 2022年9月の給食全量ベクレル検査結果

-- -- -- 9/10.00 9/20.96
9/50.04 9/60.00 9/70.00 9/80.48 9/90.03
9/120.37 9/130.00 9/140.00 9/151.13 9/161.28
9/19- 9/20 0.00 9/21 0.00 9/22- 9/23-
9/26- 9/27- 9/28- 9/29- 9/30-

表 2022年10月の給食全量ベクレル検査結果

10/3- 10/4- 10/5- 10/6- 10/7-
10/10- 10/11- 10/12- 10/13- 10/14-
10/17- 10/18- 10/19- 10/20- 10/21-
10/24- 10/25- 10/26- 10/27- 10/28-
10/31- -- -- -- --

飲料水について

<逆浸透膜浄水器>

事故以来、子どもたちの飲料用の水は水道水の使用をやめ、購入したものを用意しておりました。現在は水筒を持参していただいております。また、給食調理用として、アメリカ製の逆浸透膜浄水器を設置いたしました。理論上、放射性物質を除去できる唯一の方法とされています。

環境について

<園庭の放射性物質の測定>

園庭中央部高さ50cmの定点において、毎朝測定しています。測定結果は、このホームページへの掲載とともに、園の正面玄関前の事務室窓にて毎日掲示しています。尚、使用測定器は市より貸与のATOMTEX社AT6130c(ベラルーシ製)です。

表 2022年9月の環境線量測定結果

-- -- -- 9/10.095 9/20.084 9/30.087
9/50.084 9/60.086 9/70.064 9/80.065 9/90.085 9/10-
9/120.088 9/130.084 9/140.086 9/150.065 9/160.090 9/17-
9/19- 9/200.099 9/210.098 9/220.092 9/23- 9/24-
9/260.096 9/270.092 9/28- 9/29- 9/30- --

表 2022年10月の環境線量測定結果

10/3- 10/4- 10/5- 10/6- 10/7- 10/8-
10/10- 10/11- 10/12- 10/13- 10/14- 10/15-
10/17- 10/18- 10/19- 10/20- 10/21- 10/22-
10/24- 10/25- 10/26- 10/27- 10/28- 10/29-
10/31- -- -- -- -- --

除染について

園庭の除染

 当園では、子どもたちの体内被曝のリスクを下げるために原発事故以来一切の外遊びを中止しておりましたが、2011年6月から7月にかけて園庭の除染を行い、外遊びを再開することが出来ました。
園独自で業者に依頼し、園庭の表土を5~10センチ除去して汚染されていない砂を敷きました。2011/5/19の県による調査で0.68μSv/h(園庭中央高さ50cm)ありましたが、この作業により、その日のうちに園庭の放射線量は0.2~0.3 Sv/h程度まで低減しました。これはその時点での大気の数値より低いものでした。その後も、0.16~0.2μSv/hを維持しています。(2011年9月現在)
◆市による放射線量低減事業補助金 園庭の除染費用が事業の対象と認められました。(2012/1/31追記)

第2・3グランドと園の畑の除染

 第2グランドと第3グランドには自然観察園があり、子どもたちが畑に通って種まきから収穫まで世話をして、毎年たくさんの野菜を収穫していました。その野菜は、自然の恵みに感謝して給食やキャンプで皆で分かち合っていただいていました。
しかし、原発事故以来、子どもたちの体内被曝のリスクを下げるため畑への立ち入りを中止しておりました。
2011年秋、市の補助金で除染が出来ることが決定。2012年2月から3月にかけて除染を行いました。2012年4月から、畑での芋や野菜の栽培を再開しました。
第2グランド畑(中央部、高さ50cm)の線量は、2011/5/27に0.66μSv/hありましたが、除染直前の2012/2/17に0.28μSv/hまで下がっており、除染後の3/8には0.14μSv/hとなりました。2か月後の2012/5/7の測定では0.12μSv/hと室内並の線量で安定しています。

2011/6/16  園庭の内、3000㎡の除染を行いました

表土を5~10cm削り、土壌改良のための化石貝を撒き、線量が0.1程度の汚染されていない山砂を敷均し・転圧しました。
線量の下がった園庭で、原発事故以来100日ぶりに外遊びを再開することができました。

◆除染の効果:(園庭中央、高さ50cm、単位:μSv/h)
 0.68*(除染前5/9)⇒0.2~0.3  (覆土後6/17) ⇒0.16~0.2(9月)

*印は県による調査結果です。それ以外は園の測定器による調査結果です。

2011/6/27 砂場の除染を行いました

線量の高い砂は除去して、汚染されていない砂を山形県酒田市から取り寄せました。すべて入れ替えを行い、安全な砂場での遊びを再開することが出来ました。

◆除染の効果:(砂場中央、高さ10cm・単位:μSv/h)
 0.57(除去前5/27)⇒ 0.29(除去後5/27)⇒ 0.18(砂入替後6/29)

2011/6 線量の下がった園庭に子どもたちの歓声が帰ってきました

「これから外で遊びます」と放送をすると、ワーッという声が事務室まで聞こえてきました。春に入園した子どもたちにとって、園庭での外遊びは初めてでした。(2011/6)

2012/2  第2グランドの除染を行いました

第2グランドの作業の様子です。表土は削りとり、畑の土は入替えしました。
除染によりグランドと畑の線量が下がり、子どもたちに畑や土が帰ってきました。

◆除染の効果:(畑中央部、高さ10cm、μSv/h)
 0.66(除染前2011/5/27)⇒ 0.28(除染前2012/2/17)⇒ 0.14(除染後2012/3/8)

2011/7/22  中庭、250㎡分の除染を行いました

中庭は、特に線量の高い「ホットスポット」が多く、子どもの立ち入りを禁止していました。
汚染された芝生を剥がし(この写真の芝は、地表では0.55μSv/hでしたが、手押し車に積み上げると、2μSv/h近くの線量になりました。)、さらに土を掘り下げて、線量が0.1程度の汚染されていない山砂を敷きました。
除染をしたことで、中庭でも遊びを再開することが出来ました。

◆除染の効果:(中庭各所、高さ10cm、単位:μSv/h)
 0.57~0.66(除染前5/27)⇒ 0.16~0.27(除染後7/22)

2012/2  第3グランドの除染を行いました
 事故前の自然観察園の畑では、子どもたちの育てた野菜が豊かに実っていました。
事故後、セシウムを吸着するといわれるヒマワリの畑にしました。 (2011/9/14、農水省により除染効果は薄いとの発表がありました。)

 第3グランドも同じく表土と畑の土を入替えしました。2012年春から、種まきを再開しました。(収穫した野菜はすべて放射線量測定を行っております。)

 ◆除染の効果:(畑中央部、高さ10cm、単位:μSv/h)
 0.60(除染前2011/5/27)⇒ 0.29(除染後2012/2/17)⇒ 0.19(除染後2012/3/8)
園外施設について

園外施設「高柳自然観察園」

 日々通っていた自然観察園では野菜の栽培を休み、子どもたちの立ち入りを中止しておりましたが、2012年2月に除染を行い、栽培を再開しました

◆市による放射線量低減事業補助金
 高柳自然観察園の除染が事業の対象と認められました。(2012/1/31追記)
 事故前の高柳の芋畑には、子どもたちが植え付けから収穫まで、楽しみに通っていました。
事故後の高柳自然観察園のようす。草に覆われ、子どもたちの声は聞こえません。(2011/12/7)

 高柳自然観察園の除染を行いました。事故から9か月が経過した12月でも中央部の線量が0.6μSv/h以上ありましたが、除染後は0.14μSv/hまで下がりました。
2012年の春から芋の苗植えを再開しました。(収穫した野菜はすべて放射線量測定を行っております。)

 ◆除染の効果:(畑中央部、高さ10cm)
  0.64(除染前、2011/12/7) ⇒ 0.14(除染後2012/2/3)

園外施設「野外活動センター」

 夏と秋のお泊り保育に訪れていた野外活動センターは、2011年より、使用を中止しています。

園外施設「山林観察園」

 森の四季折々の姿を楽しみに通った山林観察園では、汚染された落ち葉を取り払いましたが、線量が高く、2011年より子どもたちの訪問は中止しています。

 ◆野外活動センター、山林観察園は、放射線量低減事業の対象外ということでしたので、まだしばらくの間は訪れることを控えることになります。(2012/1/31追記)

その他の対策

 敷地内の落ち葉や除草した草は堆肥にせず、清掃センターに持ち込んで処理して頂いています。  その他にも、放射線対策として有効である可能性があれば、子どもたちの未来の為に、効果が未知数でも出来るだけ取り入れていきたいと考えています。

震災当日の様子・被害について

2011年3月11日14時46分

 地震発生の時、園内には、預かり保育と課外教室の子どもたち、職員がいました。一旦園庭に避難しましたが、寒さの為ランチルームへ移動しました。こひつじ託児園(現在はこひつじ保育園)の子どもたちも、一緒にランチルームに避難しました。
バスで帰る子どもたちも、交通の遅れはありましたが、無事保護者に送り届けることが出来ました。また幸いにも、子どもたちにも職員にも、人的被害はありませんでした。
チョコレートとバナナのおやつを食べてお迎えをまちました。暗くなって人数が減ってからは、わんぱくルームに移動しました。停電のため、小型発電機で照明とストーブをつけました。

施設・設備の被害

・新園舎は、新築してまだ1年半で、大きな被害はありませんでした。外装・内装の剥れやヒビなど、小さな被害は各部屋に見られました。
・保育室内は、棚はすべて壁収納になっており、耐震ロック付き扉でしたので、家具の転倒や棚の中の物の落下等は一切ありませんでした。子ども用ロッカーの上に置いてあった滑りやすい軽いものの落下はありました。ピアノは、5cm程度動いたものがありました。(現在は防振ストッパ設置済。)
・特別教室棟は、昭和51年建築で築33年でしたが、2009年に耐震診断を受け、問題の無かった建物です。内装や土間コンクリートのヒビがありましたが、建物への大きな被害はありませんでした。
・敷地内の大谷石の塀が崩れ、修復工事を行いました。
・野外活動センター(槻沢)では、擁壁に亀裂が入り修復工事を行いました。
・外壁のうち、後から付け足しした部分では接合部が剥落しました
・建物の揺れを吸収したため入隅部分に壁紙の裂けが多数みられました。
・空気清浄器や時計、ラジカセなどが、落下した部屋がありました。
・野外活動センターでは擁壁が壊れたため修復工事をしました。
大谷石の塀が崩れ、撤去のために古い生垣や植栽を伐採しました。 メッシュフェンスを新設し、生垣を植え替えました。

震災の影響

・原発事故のため16日を休園としました。
・17日の卒園式は短縮して行い、謝恩会は中止としました。計画停電中であったため、照明のために業務用発電機を使用しました。(園舎新築工事をお願いした、株式会社浜屋組さんから、卒園式の為の発電機をお借りする事が出来ました。発電機・燃料が不足する中、ご厚意で無償で貸していただきました。)
・ガソリン不足で園バスの運行の継続が心配されましたが、ガソリンの手配が出来たためにご迷惑をかけることなく運行することが出来ました。
・給食の食材が届かなかったり、計画停電にあたったり、急遽献立の変更をする日が続きました。原発事故以降、食材や水に気を付けていますので、費用も手間も以前より厳しくなりました。
・原発事故直後は、汚染された雨に子どもたちがあたらないよう注意を払い、外気からの放射性物質が入らないよう、窓を閉めて保育を行っていました。
・園の畑での種まきや収穫も、野外活動センターや山林観察園での自然とふれあう保育も、中止や制限を余儀なくされました。
 今回の震災と原発事故により、自然と触れ合う園の生活は少し変わってしまいました。 園庭の除染費用や、浄水システムの導入費用(設置までの間の水の購入費用も)など、金銭的な負担は園の運営にとって厳しいものです。 しかし、子どもたちの大好きな外遊びが3か月以上出来なかったことが、何よりも最大の被害でした。

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